二つの子宮から双子を無事出産 イギリス

イギリス在住のある女性が、二つの子宮から双子を無事出産した。この出産の成功は、500万分の1にも満たないほど奇跡に近いものであった。

この女性クレア・マイルスさん(35)は、一般の女性の半分の大きさの子宮を二つ持っているという極めて稀な体で、この体で赤ちゃんを無事出産することは大変困難であると考えられていた。
マイルスさんのような子宮の状態で無事出産した例は、1905年以来世界中で約70件と極めて少ない。イギリスでの成功例は過去50年間でわずか5件しかないのである。

マイルスさんに子宮が二つあることがわかったのは、マイルスさんが20歳の頃。ひどい月経痛に悩まされ婦人科を訪れたときの検診で発覚した。その検診では、子宮が二つあるだけでなく、子宮頚管と膣も二つあることがわかった。21歳になり、マイルスさんの膣は一つになったが、医師は子宮を一つにする手術を行うのは危険であると判断した。

無事に出産することは極めて困難…この事実をマイルスさんも受け止めていたようで、インタビューで「自分が母親になれるとは、思ってもいませんでした。」と語った。マイルスさんの夫であるデイビッドさんも、マイルスさんの症状を知っていたため自分が父親になれるとは思っておらず、結婚してから1ヶ月後にマイルスさんが妊娠していることがわかり、夫婦で驚いたという。

そのときの様子をマイルスさんは、「片方の子宮で鼓動を確認したとき、どうしても信じることはできませんでした。それだけでなくもう片方の子宮からも鼓動を確認することができたのです。どちらかの子どもを選べと言われたらどうしよう、とパニックになりました。」と語る。

実はマイルスさんの子宮は大変小さく、出産の際に十分な収縮ができないため、片方もしくは両方の赤ちゃんを早く出産しなければならなかったのだ。

マイルスさんは妊娠31週目で右の子宮に陣痛を感じ始めた。しかし、赤ちゃんの健康を考え、担当医はそれぞれの赤ちゃんが4ポンド(約1.8kg)に成長する33週目まで出産を待つことを決断した。

そして無事右の子宮からはノア・ヘンリーちゃん、左の子宮からはマーシー・ローズちゃんが生まれた。この双子は帝王切開手術によって取り出され、その後呼吸困難の治療を受けるため集中治療室に入れられ、マイルスさんが赤ちゃんを抱くことができたのは出産してから2日後。マイルスさんは、「初めて赤ちゃんを抱いたとき、本当に感動したわ。喜びや感謝、そして愛でいっぱいだったわ。」と語った。
REUTERS - Yahoo!
【関連記事】
植物状態の妊婦、無事女の子を出産…そのあまりにも悲しい結末
植物状態の妊婦、無事女の子を出産…その後
植物状態の妊婦、無事女の子を出産
ジェットコースターは不妊治療に効く!?
【リンク】
お金がなくても大丈夫、ずっと無料で即出会い - 恋愛サイトPopcandy
MEDICAL - TB(0) - [2005.10/31 19:08]
| HOME |

ヘッドライン

トラックバック ※記事と無関係のトラックバックは削除しています。
トラックバックURL
http://choxets.blog8.fc2.com/tb.php/484-f12ff3f3